Column

2024/02/20

冠婚葬祭にパールジュエリーなぜ?

冠婚葬祭時の着用できる代表的な宝石
アコヤ真珠。

いつから、式事の正式な宝石として
アコヤ真珠が定着したのでしょうか・・・

1965年 イギリスのエリザベス女王が
チャーチル首相の国葬時に、
何もつけていかないのは失礼であり
月の涙と言われる真珠を
悲しみの表現できる宝石として着用し、
婦人たちがそれに習った事がきっかけ
だと言われています。

洋服と共に西洋文化が普及してきた事により、
その風習が広まったとされています。

また、世界で唯一、
アコヤ真珠の養殖に成功したのが日本であった事
も大きく影響しているのでしょう。
(諸説あり)

日本の四季がもたらす、気候・気温の変化が
アコヤ貝を健やかに育てると言われています。

しかし、近年の地球の温暖化による海水温の上昇
海流の変化が原因で生産量は激減しています。

世界に誇れる日本の宝石・アコヤ真珠は
年々希少なものとなり、
手の届かない宝石となりつつあります。

お手持ちの真珠を大切にして頂きたいと強く思うと共に
温暖化防止を心がけた行動を続けていきたい
と思う次第です。